日本NOTRE MARIAGE [JAPON]☆2004年05月29日☆ 日本での挙式・披露宴は当初03年の4月だったのですが、やむを得ず延期になり、 それから1年後、晴れて挙式・披露宴が出来ました。 フランスですでに式を済ませてはいましたが、日本人の私としてはやはりこっちの方が本番?!と言う感じでしたし、家族を始め、友人達も出席してくれると言う事で、とてもとても楽しみにしていました。 日本での結婚式は、とにかく準備が大変でした。 彼は結婚式2週間前に来日だったので、それまでは私がすべて決めて準備をしなければいけなかったからです。 ただ、延期になってから1年の間、 「色々披露宴ではこうしよう。」とか、「こういうものを作ろう。」 など、ある程度のイメージが出来ていたので良かったかも。 私としては、結婚式パーティーのような簡単なもので・・・。 と考えていたのですが、やはりそれは両親が許さず。 特に、父親は硬い考えの人なので、結局ホテルになりました。 やはり、ホテルとなると基本的な流れ(式・披露宴の)・時間は変えることが出来ませんでしたが、 せめて、披露宴では出来るだけ私達のオリジナルなものにして、出席して頂く方々にも喜んでもらえればいいなぁと思いました。 私達の結婚披露宴のテーマは、 “和と洋の融合” お料理は和食、お色直しは、和を意識したものにしました。 会場や、テーブルの装花は洋風。 また席札は、シャンパンのミニボトル(ミニボトル)にお客様の名前が張ってあるものにしました。 (別注) そして、お客様一人一人に感謝の気持ちをメッセージカードに書き、そのカードを彼が集めてきたワインのコルクで挟み、立てるようにしました。 ワインのコルクもその人のイメージに合わせたものです。 それから、ウェディングケーキ。 これは私達がお色直しで退場している間に、各テーブルごとに何の飾りのない真っ白なケーキを配って、そのケーキにお客様で飾り付けをしてもらうようにしました。 そして、お色直しの入場の際に各テーブルでケーキカットをしていきました。 後は、余興はなしで、ゆっくりお食事や歓談を楽しんでもらうようにしました。 ただ、最後の締めで、私の伯父と伯母に民謡を歌ってもらいました。 と言うのも、伯父と伯母は、私が小さい頃からとても可愛がってくれて、 「いつかLilieが嫁に行くときには、伯父さんと伯母さんが民謡で送り出してあげるからね。」 と約束してくれたのです。 (ちなみに、伯父と伯母は民謡の先生です。) 「ちゃんと約束が果たせて良かったよ。」 と言ってくれた伯父と伯母。 私も、本当に嬉しくてウルウルでした・・・。 準備が大変だったけれど、自分達の考えていた通りに出来たし、友人達にも喜んでもらえたので、とても満足のいく結婚式でした。 ただ、本当にあっという間に時間が過ぎてしまい、なんだか夢のような感じでした・・・。 もっともっとドレスを着ていたかったし、出席してくれた方々とゆっくり話したかったし。 今は、写真を見て 「あぁ、本当に結婚式をしたんだね。」 と実感しています。笑。 小さい頃からの憧れだった“お嫁さん”に私もなれました☆ (22歳で結婚するはずだったので、ちょっと、いや、かなりオーバーしちゃったけど。苦笑。) これからは、現実が待っていますー。 皆さんにお祝いしてもらった分、しっかり2人でこれからの人生を歩んで生きたいと思います。 あ、それから、彼、日本の結婚式のスタイルにはかなり驚いておりました。 なにせ、日本の結婚式を見るのも、するのも初めてだったもので。 写真はこちらから |